ベビースイミングでゴーグルって必要なの?

プールといえば、準備するものとして、ゴーグルを思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。

ゴーグルを着用することで目を保護できるだけでなく、水中でクリアな視界を維持することが可能なため、楽しく泳ぐ為に必要と感じるパパ、ママが多くいます。

しかし、実は多くのベビースイミングスクールでは、赤ちゃんや幼児のゴーグル利用について消極的で、中には必要ないとする所もあります。

ここではベビースイミングでゴーグルを利用がおすすめされない理由、塩素が目に与える影響を中心に解説します。

その上でゴーグルを利用したい方に向けても、おすすめゴーグルを紹介します。

ゴーグル不要とするスクールが大半

多くのベビースイミングスクールでは、赤ちゃんや幼児のゴーグル使用について必要ないとしています。

使用に関してはパパやママの判断に委ねられるスクールが多いですが、使用を控えるように注意されることもあります。

プールでゴーグルをするメリット

プールに入るときゴーグルをすることで以下のメリットがあります。

塩素による充血を防ぐ

プールに含まれる塩素は目の表面を刺激するため、体質によっては充血や痛み、乾燥を引き起こします。

ゴーグルをすることで目を保護することが出来ます。

恐怖心が和らぎ、水泳が上達する

裸眼では視界がぼやけ、水への恐怖が増す子には克服のためにも、視界が良好に保てるゴーグルが有効とされています。

他人の手足が目に入る事故を防止する

ゴーグルをすることで隣や前を泳ぐ人の手・足が目に入ったり、当たったりする事故を防ぎます。

ゴーグル不要の理由

ゴーグルのメリットが多いにも関わらず、ベビースイミングでは以下の理由からゴーグル不要とするスクールが一般的です。

完全に水に慣れるため

ベビースイミングの目的は、泳ぐことではなく、水に慣れることにあります。

最初からゴーグル着用を前提として練習することで、裸眼のままでは水に顔すらつけることが出来ないという事態が生じることもあります。

ゴーグル着用に不向きな月齢

ベビースイミングの対象は、生後6か月~3歳未満です。

赤ちゃんや幼児は、日常生活でもマスクや帽子をかぶらない、嫌いということが多いです。

子供用ゴーグルを付けさせても、顔周りが気になり、機嫌が悪くなり、結局とってしまいます。

授業に集中するためにも、ゴーグル不要とするところが多いです。

ゴーグルと目の健康の関係

ゴーグルと目の関係についても考えてみましょう。

裸眼のままでは目は痛くないのか

裸眼でプールに入ることで、プールの水が目に沁みるのではと心配になるでしょう。

しかし筆者の娘も他の子も顔を水につけても、痛いということはなく、けろりとしています。・

大人が心配するほどには、子供は目の痛みを感じていないように感じます。

ベビースイミングではその授業内容から長時間、水に顔をつけたままということはないため、過度な心配は不要です。

塩素が目に与える影響

プールには残留濃度基準0.4~1.0(mg/L)レベルの塩素が含まれています。

塩素が目に付着することで、刺激となり、充血・痛みをもたらすとされています。

但し、ベビースイミングでは顔を長時間つけないため、目に影響を与えることは通常のスイミングに比較すると少ないため、ゴーグル利用を積極的に推奨していません。

またゴーグルを使用しても、気になって触る子が多く、ずれて結局ゴーグルの中に水が入り、裸眼の状態と変わらないというのも理由の1つです。

目の洗浄は?

ベビースイミングの授業の後は、アデノウイルスなどの感染を予防するためにも目を洗うことが大切です。

注意したいのは、目の洗い方です。

実は水道水にも0.1~0.4(mg/L)レベルの残留塩素が含まれています。

水道水で1分以上目を洗うことで、目の表面を覆うムチンという物質が一緒に流されるという研究結果があります。

ムチンはウイルスや細菌感染を防止する役割があるため、目をしっかり洗うことで、異常が生じやすい状況になってしまうのです。

そのため、授業後の目の洗浄を推奨しないスクールもあります。

気になる人は5秒程度、さっと目を洗浄するようにしましょう。

ゴーグルをしたほうがいい場合

一般的にはベビースイミングには、ゴーグルは不要です。

しかし、子供の体質、性格によってはゴーグルをすることで、ベビースイミングが一層楽しめることもあります。

なおゴーグルをすんなり最初からつけることができる赤ちゃん・幼児は少ないため、使用する場合、お風呂などで事前に練習することをお忘れなく!

アレルギーなど目の健康のため

塩素に対する反応は、個人の体質に大きく左右されます。

アレルギー体質や敏感肌の子はすぐに充血してしまうこともあります。

この場合は保護者の判断で、ゴーグルをすることをお勧めします。

水への恐怖心を緩和するため

本来は裸眼のまま、水に顔をつけることができるようになることが望ましいです。

しかし、裸眼のまま、水中に潜るのが怖いという子はゴーグルをして水に慣れるのもいいでしょう。

ゴーグルをすると水中で視界がクリアで綺麗なため、潜ることが楽しくなって、次第に裸眼で潜れるようになったという子もいます。

幼児用おすすめゴーグル

幼児用ゴーグルはスクールで販売されていることもあるほか、楽天などで簡単に入手できます。

幼児におすすめしたいゴーグルは、レンズが肌に当たる部分がクッションで包まれているものです。

顔にフィットして、ズレにくくなるほか、付け心地がよいです。

保護者がすぐに子供の様子を確認できるようにするため、レンズ部分はクリアタイプにしましょう。

後ろのバンド部分が大きく、ズレにくいのも嬉しいポイントです。

イギリスで人気のスプラッシュアバウトのゴーグルは、サイズ調整することで生後6か月から使用可能です。

市販のゴーグルの多くが3歳からを対象にしているなか、こちらの商品は低月齢から利用できるのが魅力です。

大人のゴーグルは必要?

ベビースイミングに参加する保護者は、赤ちゃんの補助で水しぶきがかかる程度ということが殆どです。

中には子供と一緒に顔をつけることもありますが、短時間のため、目が弱い方でなければ、ゴーグルを使用する必要はないかと思います。

実際に筆者の通うスクールでも、ゴーグルをしている保護者は殆どいません。

但し、視力に不安がある方は、コンタクトや眼鏡の代わりに度付きゴーグルを使用してみるといいでしょう。

さいごに

一般論ではベビースイミングの授業に参加する子供に、ゴーグルは不要です。

塩素の影響を心配するママも多いですが、ベビースイミングでは水に顔をつける時間は短時間であり、目に影響を与えることは少ないでしょう。

自分の子供が塩素に弱いなど、ゴーグルをつけるメリットがあると感じた場合のみ付けるようにし、過剰な心配はしないで大丈夫です。

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