妊娠中にベビースイミングに通っても大丈夫?

初めてのベビースイミング

ベビースイミングに通うママさんの中には、妊娠が判明し、続けてよいか悩む場合もあるでしょう。

妊娠中にプールに入ることは、絶対ダメというわけではありませんが、思わぬリスクも潜んでいます。

心配のしすぎは禁物ですが、リスクを正しく理解し、続けるにしろ辞めるにしろ、家族にとって一番よい選択をすることが大切です。

今日は、妊娠中にベビースイミングに通うリスク、継続可否判断のポイントを説明します。

妊婦は水泳をしても大丈夫?

一定の条件(妊娠経過が順調、単体妊娠、胎児異常なし、過去に早産や流産の経験がない等)を満たす妊婦は、医師の許可のもと水泳をすることは問題ないとされています。

助産師や看護師立ち合いのもと、マタニティスイミングを実施するスクールもあります。

運動不足解消や妊婦のストレス解消に役立つ等メリットもあり、スクールと提携し、積極的に促す産院も多く存在します。

メリットがある一方、妊婦がプールに入ることで発生するデメリットもあります。

妊婦がプールに入ることで発生するリスク>

妊婦がプールに入ることで発生するリスクについて解説します。

感染症リスク

プールや脱衣所は病原体が好む状態になりやすく、プール熱、結膜炎、毛ジラミなどの感染症リスクが高まります。

また妊婦の場合、膣内感染のリスクも高くなります。

妊娠中は通常より免疫力が低くなるため、早産の原因にもなる細菌性膣炎を引き起こす可能性もあります。

冷えのリスク

温水プールでもプールの中にいることで、腰や腹部が冷えます。

冷えは妊婦に禁物で、子宮収縮の要因になることもあります。

転倒リスク

プールサイドやシャワー室は、水や石鹸により滑りやすい状態にあります。

お腹が大きくバランスが悪い妊婦は、より転倒しやすくなります。

以上のリスクを避けるために、妊娠中の水泳は安定期に入る16週以降が望ましいとされます。

また、一般的には、妊婦や胎児の状態が不安定とされる妊娠初期や妊娠後期は、控えるよう指導されます。

妊婦はベビースイミングの付き添いはできる?

妊婦はベビースイミングの付き添いができるのかについてお話します。

スクールの規定を確認>

妊娠が判明した場合、まずは通学するスイミングクラブの規定を確認してください。

妊婦の付き添いは一律で禁止をしているスクールもあり、この場合、妊娠中のママの付き添いは不可になります。

ちなみに筆者の娘が通うスクールの規定は、妊娠16週以降で妊娠経過に異常がなく、病院の許可があれば、同意書提出のうえ参加可能となっていました。

担当医の意見を聞く

スクール側が、妊婦の付き添いを禁止してしない場合、担当医の意見も聞きましょう。

医師によっては、ベビースイミングの付き添いを推奨しない場合もあります。

一方で妊娠中の適度な運動は妊婦の体調管理、ストレス解消のためにも望ましく、続けて問題ないとする医師もいます。

妊娠経過に模範例はなく、個人により対応も異なるため、まずは自分の担当医に相談しましょう。

自分で判断するポイント

スクール側の規定、担当医の意見の他にも以下のポイントから、妊娠中の付き添いを継続できるか判断してみましょう。

なお妊娠が判明してから、ベビースイミングに通い始めることは、慣れない環境で体への負荷も大きく、通うことが出来る期間も短いため、基本はお勧めしません。

衛生的なプールか?

ベビースイミングが行われるプールは、塩素で管理されているため、通常の状態であれば衛生状態を過剰に心配する必要はありません。

しかし、妊娠中は免疫力が低下し、疲れやすい状態にあり、感染症リスクは高まります。

プールの水質管理だけでなく、更衣室やシャワー室が衛生的で清潔かみましょう。

気になるようなら、利用を避けたほうがよいでしょう。

授業内容に無理はないか

妊婦を対象にしているマタニティスイミングと違い、ベビースイミングの授業は妊婦の体に負担のかかる動きもあります。

赤ちゃんを抱っこして水中を歩く、ジャンプを受け止める動きなど、付き添いのママに負担がかかるメニューが多い場合、付き添いはやめたほうが無難でしょう。

助産師などがいるマタニティスイミングと違い、ベビースイミングの付き添いはママ自身が冷え、心拍、お腹のハリなどに気を配る必要があります。

衝突リスクもある

ベビースイミングの対象は、生後4か月~3歳前後です。

子供も2歳近くともなると、プールにも慣れ、プールサイドを走ったり、飛び込んだりすることもあります。

妊婦であるママ自身が気をつけていても、お腹に子供がぶつかり、バランスを崩し、転倒してしまうこともあることを知っておく必要があります。

自分の気持ちは?

ベビースイミングに通うことは、着替えや通学などの負担も増えます。

ベビースイミングに通うことで、時間的、精神的に余裕がなくなり、終了後はどっと疲れる場合は、辞めたほうがいいでしょう。

逆に、ベビースイミングに通うことが、ママにとっても気分転換になり楽しいと感じるのであれば、無理のない範囲で続けてみるのもよいでしょう。

妊娠中の付き添いが無理な場合

スクール規定、医師の指示、自分の判断で、妊娠中のベビースイミング付き添いを辞める場合、以下を検討しましょう。

付き添い人を変え継続

お子さんがベビースイミングを楽しんでいる場合、なるべく続けさせてあげたいと思う方もいるでしょう。

多くのスクールでは、ベビースイミングの付き添いはパパや祖父母、親族でも可とされています。

※「ベビースイミングで父親が入っても大丈夫?何か注意点はある?(リンク)」

※「ベビースイミングで双子や年子の場合ってママ一人で通える?(リンク)」

休会または退会手続き

付き添いが誰も出来ない場合、休会や退会手続きをとりましょう。

スクールによっては休会手続きにしておいたほうが、後にスイミングを再開する場合よいこともあるため、スクール側に事情を説明しましょう。

休会退会手続きは、何日まで等縛りがあることもありますが、妊娠が理由の場合、柔軟な対応をしてくれるスクールも多いです。

保護者分離クラスへの進級

通学している子供が小さい場合は無理ですが、2歳以降の場合、保護者分離クラスへの進級をスクールに相談してみてもよいでしょう。

一般的に保護者が見学し、コーチと子供達のみが入水するクラスは、3歳以降の子供が対象です。

しかしスクールによっては、普段の授業の状況から、コーチが可能と判断した場合、キッズクラスに少し早く進級することもできるようです。

さいごに

妊娠しているママが、ベビースイミングの授業に参加することは、気分転換になる側面もあり、一概に禁止されているものではありません。

しかし、免疫力が低下する妊婦は、プールに入ることで感染症などのリスクを高めることもあります。

そのため、妊婦のベビースイミングの付き添いを一律禁止しているスクールも多いです。

もしスクール側が禁止していなくても、ベビースイミングの付き添いは医師に相談のうえ、安定期以降の無理のない範囲にしましょう。

妊娠の経過は個人により違うものであり、絶対大丈夫という保障はないので、慎重な判断を行いましょう。

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